Matter and Form THREEは他の低価格3Dスキャナーと何が違うのか?
- 株式会社Seed3D
- 4月7日
- 読了時間: 3分
更新日:5月8日
3Dスキャナー市場が拡大する中で、「低価格帯でも高精度なスキャンが可能か?」という問いに対する注目が高まっています。数ある選択肢の中でも、Matter and Form THREEは一線を画す存在です。本記事では、他の低価格3Dスキャナーと比較して、Matter and Form THREEが持つ独自の特長を解説します。
1. 小型対象物に圧倒的に強い3Dスキャン
多くの低価格3Dスキャナーは、「最大解像度○○mm」といった公称値と実際のスキャン結果にギャップがあることが少なくありません。一方、Matter and Form THREEは、最大0.037mmと高解像度を実現し、しかもスキャン結果の「ばらつき」が少ないことで評価されています。これは、専用ハードウェアとソフトウェアが最適化されているからこそ可能になっているポイントです。
2. ターンテーブルによる自動スキャン
低価格帯の3Dスキャナーの多くは、ターンテーブルが付属していなかったり、別売りであったりします。さらに、オブジェクトの角度調整を手作業で行わなくてはならないケースも少なくありません。
しかし、Matter and Form THREEは本体とターンテーブルがセットで販売されており、オブジェクトを置くだけで自動的に回転しながらスキャンしてくれます。これにより、ハンディスキャンのようにスキャン中操作の手間が減るため、実際の人のスキャン時の手間が格段に減少するとともに、スキャンデータの抜けや重複を最小限に抑えられます。
作業工程がシンプル:オブジェクトをセット →キャリブレーション→ スキャンスタート
360度カバー:回転しながら全方位をスキャン

3. ソフトウェアの使いやすさと拡張性
Matter and Formが開発したソフトウェアはウェブブラウザ上で使うことができるので特別なPCを新しく購入する必要ありません。また、APIを使用してオリジナルにカスタマイズも可能です。
他の低価格スキャナーとの比較ポイント
比較例1:ハンディ型スキャナー
ハンディ型は被写体を自由にスキャンできる反面、ユーザーのスキルに依存する部分が大きい。操作時に他の業務ができない。
Matter and Form THREEのようなターンテーブル型は誰でも同じように扱いやすい利点がある。
比較例2:別売りターンテーブルを使う機種
ハンディスキャナーをターンテーブルを使ってもアルゴリズムが違うため、固定スキャナーのようなきれいさでは撮ることが難しい。
Matter and Form THREEならハードとソフトの連携がスムーズで、最適なスキャン結果が得やすい。
まとめ:低価格帯でありながらプロ仕様の仕上がり
Matter and Form THREEは「低価格スキャナーだから精度もそれなり」という一般的なイメージを覆し、高精度・簡単操作・コンパクト設計といったポイントを兼ね備えています。教育現場や個人ユーザーはもちろん、試作やデザイン分野など、コストを抑えたいプロフェッショナルにも十分活用できるクオリティです。
高い解像度:0.037mmの解像度
自動スキャン:ターンテーブルでワンクリックでスキャンでき手間が少ない
ユーザーフレンドリーなソフトウェア:ハイスペックパソコンいらずのウェブブラウザソフトウエア、納入コストをさらにお得に。
「安くても信頼できる3Dスキャナーが欲しい」――そんな方は、Matter and Form THREEを候補に入れてみてはいかがでしょうか?
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